介護認定の反省
とってもお世話になりました、介護保険。
我が家の場合、地域包括支援センターと
後にお世話になるケアマネージャーさんがいるのが
歩いて3分ぐらいのケアハウスだったので、
相談に行くのも、様子を見にきてくれるのも
スムーズだった。
でも一点だけ心残りが、、、。
介護認定の結果がわかるまでに約1ヶ月と
言われている。
当初の予定では術後に治療を続けつつ、
リハビリをして退院できるかも、
と思っていたので大学病院にいる間に
認定をお願いした。
その頃母は亡くなった父が時々見えたりしたものの
普通に会話が出来ていた。
頭はすっきり、意識もはっきりしていた。
介護認定の話をしてる時に、認定を
重度にするために名前や日付けがわからない
フリをする練習を冗談で一緒にしてたぐらい。
そんな母に「自分でトイレは行けますか?
寝返りはうてますか?ごはんは食べられますか?」
質問は、◯◯は出来ますか?、の連続。
母の答えは、出来ません、の連続。
出来ません、と言う度に、
段々と顔が悲しそうに曇っていった。
結果は介護認定5。
自宅介護になってから、とても助かった。
でもわたしはあのタイミングで申請して
悲しい顔をさせてしまったことを忘れられない。