ある脳神経外科
大学病院から母が転院したのは、元々通っていた
膠芽腫ははやく見つかったからといって完治する
病ではないことはわかっているけど、
体調が悪く何度も通院していたにもかかわらず
発見してくれなかった病院。
わたしのモヤモヤした不信感は確かなものに
変わっていった。
初日に説明のため呼び出された姉とわたし。
行くとそこには携帯をいじるおじいちゃん医師。
私たちが目の前に座っても携帯。
しばらくたって、用紙を見て、
家族は聞きたくもないし既に知ってる病気の
情報をつらつらと。そして最後に一言。
「ま、わたしは主治医じゃないんでね。」
(一応、治療については引き続き責任者は
大学病院らしいです。)
その後、わたしは二度とこの医者と話をしなかった。